こんにちは、やなぎです。
今回はアニメイラスト特化の画像生成AI「にじジャーニー」について解説していきます!
にじジャーニー(niji・journey)って?
「にじジャーニー」は、Midjourneyというテキストから画像を生成するAIがベースのプログラムです。
画像生成AIはMidjourneyの他にStable DiffusionやDALL·E 3などがあり、それぞれ得意なジャンルが存在し、「にじジャーニー」は特にアニメ・ゲームの絵柄が得意というものです。
また、現時点では「にじジャーニー」の利用には月1,000円ほどからのサブスク登録が必要ですが、登録した暁にはMidjourneyも合わせて利用できます。
(Midjourneyはリアリ寄りの画像生成AIですね)
しかもアプリも出してくれているので、スマホでテキストを打ち込むだけでどこでも簡単に画像生成ができると言う状況です。
ご参考までに、これまで生成した画像を載せてみますね。
Instagramでも作品を掲載しているのでよかったら見てみてください!
こんな感じで、めちゃめちゃクオリティの高い画像をポンポン出してきてくれます。
(私自身も絵を描くことがあるのですが「これゼロから描いたら何時間かかるんだろう…」と言うレベルのものを生成してきます。)
サブスクすると無制限に生成できるので、時間のあるかぎりこちらの求めるものを探し続けることができます。
しかしまだAI側が完璧ではないので、ニュアンスが絶妙に伝わらなかったり、どうしても理解してくれない概念もあります。
(例えば「泳ぐ」という動作は上手く生成してくれませんでした)
また、立ち絵以外のポーズや、何かオブジェクトを増やそうとすると途端に手足が増えたり摩訶不思議な構図になったりするので、そこは発展途上ではあります。
しかし、これだけのクオリティのイラストを文句も言わず無限に出してきてくれるのは、何かでイラストを使いたい人にとってはとてもありがたいです。
始め方
始めるにはDiscord経由での登録が必要です。
公式サイトで「今すぐ始めましょう!」をクリック。
続いて「ディスコードに参加しましょう!」をクリック
そうするとDiscordの招待が来るのでこれを受けましょう。
サブスク(会員登録)のやり方
以前まで無料お試しverもあったのですが、現在では画像生成には会員登録が必要になっています。
(※現在はスマホアプリ版で数回の無料お試しができるみたいです)
会員登録するには、左のタブからどれでも良いので画像生成のチャットルームを開き、そこで「/subscribe」と入力することで会員登録の画面に画面に移ることができます。
こちらが各プランの価格です(2024年1月時点)
全部で4つプランがあり、私は現在Standard Planを契約しています。使用量が増えるようであれば上位プランへの移行を考えています(いつでも変更可能です)。
大きな違いは、Fast Hoursの時間(速く優先的に生成)、Relaxモード無制限の有無、ステルスモードの有無(共通ギャラリーへの掲載をしない)といったところでしょうか。
一番安いBasic Planでは商用利用な画像の生成は可能ですが、月に200回の制限があります。
次のStandard Planからは「Relaxモード無制限生成」というものがあり、これは優先生成であるFast Hoursではない少し時間のかかる低速モードであれば無制限に生成可能というものです。
少し時間がかかるといっても、一旦プロンプトを入力すればあとはアプリを閉じても作業してくれるので、個人的にはそんなにストレスは感じていません。なお時間は入力の内容や、使用モデルによって変わります。
写真のようなリアルな画像を生成してくれるMidjourneyの方が倍以上時間がかかるといった感じでしょうか。
そのため、ご自身の使用量に合ったプランを検討していただければ良いかと思います。
商用利用について
気になる方も多いと思われる商用利用についてですが、にじジャーニーおよびMidjourneyでは商用利用が可能です。
公式によくある質問の項に以下の文言が記載されています。
「どの時点でも購読している場合は、画像をどのようにでも自由に使用することができます」
ただ、生成AI界隈の権利についてはもっぱら議論が盛んなところではありますので、その都度ご自身でご確認いただくことをお勧めいたします。
まとめ・他の生成AIについて補足
現在、アニメイラスト系の画像生成では「にじジャーニー」一強だと思われます。
また、サブスクするとMidjourneyも同時に利用できるのでもうこれだけでいいなという感じです。
(Midjourneyも他の生成AIプログラムと比較してもトップレベルに優秀なものです)
他のStable Diffusionはアダルト系が生成できるのが強みですがPC環境構築などの手間があります。
DALL·EはChatGPTでのサービスで、MicrosoftのAIサービスであるBingを経由すると無料で利用できますがクオリティはMidjourneyの方が高いと感じています(あくまで私の求めている画像・絵柄に関しては)。
他には、商用利用可能な素材だけを元データにとっていることで有名なAdobeの生成AIであるfireflyなどもありますが、現状、クオリティに関しては上記の生成AI達の方に軍配が上がるかなといった体感です。
生成AI関連についてはまた更新させていただきますので、またどうぞよろしくお願いします。
それでは。
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