【前編】イエローナイフにオーロラを見に行った話(グルメ情報も)

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こんにちは、Yanagiです。

今回は、カナダのイエローナイフにオーロラを見に行った件についてお話ししたいと思います。

オーロラだけ見たいよ!って方は【後編】のオーロラの項まで飛んでください笑

そもそもイエローナイフってどこ?

イエローナイフはカナダでも北の方、ノースウエスト準州という州の州都です。
広大な土地を有しており、先住民族のイヌイットをはじめ多くのネイティブカナディアン方々がいらっしゃるようです。

平均気温は夏場は10度台、冬はマイナス20度台という土地です。(記録ではマイナス50度が観測されている模様)


北極圏からおよそ400kmほど南のところに位置しており、日本からはカルガリーなどで乗り換えをして向かうことになるかと思います。
(私は当時カナダのバンクーバーに住んでおりましたので、カルガリーとエドモントンで行き帰りそれれぞれ乗り換えをしました)

そしてご存知の方もいるかもしれませんが、イエローナイフは世界有数のオーロラ観測地らしいです(私は知りませんでした)。

イエローナイフは特にオーロラの発生率が高いオーロラベルト(緯度60〜70度)の真下に位置しており冬の天候も比較的安定しているため、オーロラ観測に好条件の場所なんだそうです。
事実、3日間の滞在でオーロラを見られる確率は95%と言われています。
実際に私も最後の3日目で見ることができました。

オーロラってなに?

オーロラとは、つまりは太陽からのプラズマと地球の大気との発光現象です。

地球はその内部構造によって大きな磁力が発生しており、それが地球全体を包むバリアとなって宇宙線から守ってくれていますが、北極と南極付近では地磁気に沿って回り込むように一部が降り注ぎます。


そのため、オーロラベルトのようなある程度緯度の高いところでは太陽風によって飛んできたプラズマが地球に降り注ぎ、それらが大気と衝突して発光現象を起こしているというのがオーロラのメカニズムです。

また、オーロラにはいくつかの色があります

最もよく見られるのは緑色のオーロラです。
これは、高度100〜200kmほどの比較的低いところで酸素原子とプラズマがぶつかったために見られるオーロラです。

次によく見られるのは赤色のオーロラで、これは逆に高度200km以上の高いところで酸素原子とぶつかったために起こるオーロラです。

また、珍しくはありますが、高度100km程度のところで窒素原子とぶつかると青、紫、ピンクのオーロラが見られることもあるそうです。

最近、北海道で赤色のオーロラが見られたと話題になりましたが、これは「低緯度オーロラ」と呼ばれるもので、地平線の関係で上記のように高い高度で発生している赤いオーロラのみ見ることができることによるものです。

以下ニュース記事

北海道でオーロラ 今年も期待大 - Yahoo!ニュース
上空に現れ、宇宙の神秘を感じさせてくれるオーロラ。 昨年12月には北海道各地で観測され、多くの人が幻想的な光のカーテンに魅了された。発生の鍵は太陽が握るが、実はその活動は2025年にかけ活発になる

ツアー内容

内容は3泊4日のオーロラ鑑賞と犬ぞり体験、ホテル空港送迎、そして日本人の方のガイド付きのツアーです。
結構日本の方も多く参加されているみたいで、私が参加したツアーは日本人の方のみで構成されていましたね。

あ、あと防寒具もツアーで貸してくれました。
寒いと-20℃を軽く超える環境なので、超防寒のコート、ズボン、靴、手袋を一式貸していただきました。
どこのツアーも大体貸しているように思いましたが、一応参加される際はご確認ください。
また、他に必要だったのはズボンの下にはく暖かめのズボン(ズボン一枚だけだと痛いくらい寒いです)、ニット帽、マフラー等です。

日程としては、夜の22時〜2時の4時間ほどでオーロラ鑑賞し、あとの時間は自由時間という感じです。
犬ぞりがあった日は午前中にアクティビティをして一旦解散、夜また集合という感じでした。

私は友達と行き、いろいろご飯を食べたり見て回ったりしたので退屈はしなかったですね。

ただ前情報なしで行くと、後でここ行っておけば良かった…となりそうでしたので、しっかりたっぷりご紹介させていただきますね笑

私が参加したツアーは消えてしまっていたため、
海外ツアーを多く販売されているkkdayさんで同じようなツアーがありましたので、そちらのリンクを掲載しておきます。

イエローナイフ オーロラ観賞と犬ぞり+スノーシュー体験 4日間ツアー予約 日本語対応 空港送迎付き(カナダ・複数日ツアー)

1日目(空港・グルメ・湖上ソリ)

この日はほぼ移動の日です。
バンクーバーからエドモントンで乗り換え、数時間かけイエローナイフに到着。

空からのイエローナイフの景色

空港ではシロクマとアザラシがお出迎えしてくれます。
空港はこじんまりとしていて大きくはありません。
すぐ後ろにはお土産屋さんもあります。

到着フロアにはたくさんのツアーの案内やお出迎えの方々がいらっしゃいました。

私たちのツアーガイドの方を見つけ、全員が揃うまで少し待機です。

また、トイレで面白いものを見つけました。


トイレにコンドームが何個も置いてあります。
どうやら男女両方のトイレに設置してあるようです。
(ちなみに3日後に帰路に着くため再度訪れた際は全てなくなっていました笑笑)

そうこうしているうちに全員集合しホテルまでバスで送っていただきます。

ホテルに着いた時にレンタルの防寒具も貸していただきました。

そのあと少し休憩してご飯を食べて、10時くらいに再びオーロラ鑑賞のバスが迎えに来るという予定です。

続いてご飯のご紹介!
1日目にお邪魔したのはこちら。

【Bullock’s Bistro】

少し歩きますが、とってもおすすめです!

意外と混んでいて少し待ちました!
イカした看板。「ぬるいビール、まずい料理、クソみたいな接客、ようこそ、”良い一日を”。」Yanagi訳

こちらのお店、よく見ると天井や壁に思い出で残したであろう名刺やサインが所狭しと並んでいます!日本の方のものもたくさんありました!

イエローナイフ名物?ではないかもですがバッファローのステーキと北極イワナを食べられてる方がネットで見受けられたのでそれ目当てでこちらに来ました。

こちらがバッファローのステーキと北極イワナのフライです!
とってもおいしかったです!

そんなこんなで初日からグルメを満喫し、いざオーロラへ。

この日は湖の辺りにあるコテージでの鑑賞とのことでした。

そしてなんとびっくりなんですが、移動方法はみんなでソリに乗って凍った湖の上を突っ切るというものでした!
(もはやそれだけでお腹いっぱいなイベントを頂いた気分です笑)

このソリにみんなで一列にどさっと座り、先頭のスノーモービルで引っ張ってもらいます。右の画像の通り、「立ち」でもOKみたいでした笑
灯りひとつない雪原をモービルのライトだけが照らし行く光景はなかなかに情緒的でした。

【動画はこちら(姉妹サイトLaru Travelから)】

20分ほどかけコテージに到着し、そこで会った初めましての方々と談笑しながらオーロラが出るのを待ちます。

ツアーの方でお菓子やお湯、コーヒーなどを準備していただいたので皆でまったりという感じです。
また持ち込みも自由でしたので、私は自前でウイスキーを持っていきお湯割りにして、飲める方々と寒空の下ちびちびやっていました。

しかし空は曇り一向に晴れず、結局この日は泣く泣く帰ることになりました。

星ひとつ見えない日でしたが、そういう日でも急に晴れ出してオーロラが見られることもあるそうです。

【後編】へ続く。

次回、「どきどき犬ぞりガチンコレース、グルメツアー続編、イエローナイフお土産、遂にオーロラ鑑賞!」をお送りいたします。それでは。

続きはこちら!

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