「FXって一体なんなの?」仕組みからやり方までの解説

FX

こんにちは、Yanagiです。

今回は、「FXってよく聞くけど一体なんなの?」という方に向けての解説記事です。

参考になれば幸いです。

※投資には必ずリスクが伴います。
具体的な行動を起こす前に、ご自身で十分に検討を行い実行してください。

FXとはどういうものなのか

FX(Foreign Exchange)とは外国為替証拠金取引の略称で、簡単に言えば異なる2つの通貨を交換することで利益を狙う取引のことです。ドルと円、ユーロとポンドなど、さまざまな通貨ペアが取引されています。例えば、「1ドル=100円」の時にドルを購入し、「1ドル=110円」になった時にドルを売ることで、差額の10円が利益となります。

FXは24時間取引ができるため、仕事の合間や夜間に取引が可能である点が魅力です。また、レバレッジをかけることにより少ない資金でも大きな額の取引が可能です。

FXにおける基本的な概念には以下のようなものがあります。

  • 通貨ペア: FXは通貨ペアの売買を伴います。例えば、USD/JPYはドルと円の通貨ペアであり、ドルを買いながら円を売り、または円を買いながらドルを売る取引を意味します。最初に表示されている通貨を「基軸通貨」、二番目に表示されている通貨を「相手通貨」と呼びます。
  • スプレッド: 売買における価格差をスプレッドと言います。例えば、1ドル=100円の買い価格(ビッド)と1ドル=99.95円の売り価格(アスク)というように一定の差があります。この差額が取引コストとして発生し、スプレッドが小さいほど取引コストも少なくなります。
  • レバレッジ: レバレッジをかけることで、手持ちの資金以上の取引が可能になります。例えば、レバレッジが10倍であれば、10万円の資金で100万円相当の取引ができることになります。ただし、損益も同様に大きくなるため、高いリスクが伴います。

どういう仕組みで稼げるものなのか

FXで稼ぐ方法は大きく分けて2つあります:

  1. キャピタルゲイン: 通貨の価値の差で利益を得ること。例を挙げると、「円高」となり円の価値が上がれば、その分の利益を得ることができます。例えば、100円で1ドルを買い、110円で売ることで10円の利益を得るというものです。
  2. スワップポイント: 金利差から利益を得る方法。2つの通貨間には常に金利差が存在します。高金利通貨を買い、低金利通貨を売ることで金利差分の利益がスワップポイントとして得られます。ただし、逆に低金利通貨を買い、高金利通貨を売るとスワップポイントを支払うことになります。

さらに詳しく見ていくと、FX取引の仕組みは以下の通りです:

  • 買いポジション(ロング)と売りポジション(ショート): 通貨ペアの先ほどの例で説明すると、USD/JPYを買う(ロング)ポジションを持つと、ドルの上昇と円の下落が利益になります。一方、売る(ショート)ポジションを持つ場合は、ドルの下落と円の上昇が利益につながります。これにより、上昇相場でも下落相場でも利益を狙うことが可能です。
  • テクニカル分析とファンダメンタルズ分析: 成功するためには、市場の動向を予測するスキルが求められます。テクニカル分析は過去の価格データや取引量の分析を通じて今後の価格動向を予測する手法です。一方、ファンダメンタルズ分析は、経済指標や政治情勢などを基に市場の動向を予測する手法です。これら二つの分析方法をバランス良く使うことが重要です。

どういうリスクがあるのか

FXは大きく稼ぐことができる可能性がある一方で、さまざまなリスクも存在します。以下に主なリスクを挙げます:

  1. 為替リスク: 通貨の価値が変動し、予想に反して損失を出す可能性があります。特にレバレッジをかけた取引では、少額の変動が大きな損失に繋がることがあります。例えば、1ドル=100円でドルを買った後に1ドル=90円になった場合、大きな損失が発生します。
  2. 流動性リスク: 極端な市場変動が発生した場合、取引が成立しない、あるいは希望した価格での取引が難しくなることがあります。特に、重要な経済指標の発表や政情不安などが原因で、大きな価格変動が起こることがあります。
  3. 信用リスク: 証券会社やFX業者が経営破綻するリスクも考えられます。この場合、預けた資金が返還されなかったりすることもあります。信頼できる業者を選ぶことが重要です。
  4. 情報リスク: 政治的なニュースや経済指標など、さまざまな要因が為替レートに影響を与えます。これらの情報を常に追い続け、正確に判断するのは容易ではありません。また、情報の真偽を見極める力も求められます。
  5. レバレッジリスク: レバレッジをかけることで、少ない資金で大きな額の取引ができる反面、損失も大きくなるリスクがあります。例えば、100万円の資金で10倍のレバレッジをかけた場合、1,000万円相当の取引ができますが、その分損失も同じ比率で増加します。(損害が大きくなりすぎないための救済措置であるロスカット(自動強制決済)というものもありますが、状況によってはこれが発動しない場合もあります)

※実際にFXをされる場合は、どのようなリスクがあるのかをしっかりと認識した上で、ご自身の意思で行うようにしてください。「絶対に儲かるから」「美味しい話がある」などは全て詐欺です。
FXは確かに一気に儲かることもありますが、その分リスクも大きいとてもハイリスクなジャンルのものであるということはご理解ください。

始めるにはどうしたらいいのか

それでは、どのようにしてFXを始めるかについて説明します。

  • 口座開設: まずはFX業者に口座を開設します。国内外問わず、多くの業者が存在します。選ぶ際には、取引手数料やスプレッド、サポートの充実度、評判などをチェックすると良いでしょう。また、金融庁の認可を受けているかどうかも確認すると安心です。

オススメはDMM FXです。あのDMM.comという安心感もありますし、FX取引高2年連続世界一位という実績もあります。
取引開始まで最短30分というスピーディーさ、各種手数料無料というお得さ、そして期間限定でキャッシュバックキャンペーンもあるとのことで、とりあえず講座を作って見るだけでも良いのではないかなと思います。
口座持っているだけでも為替相場や経済ニュースにも敏感になって金融リテラシーが上がりますしね。

  • 資金の準備: 実際に取引を行うためには、証拠金として一定額の資金が必要です。少額から始めることも可能ですが、十分な資金を用意することでリスク管理もしやすくなります。初めての場合、まずは数万円から始めると良いでしょう。
  • 学習と練習: FXは高度な金融知識とテクニカル分析が求められます。初心者向けの書籍やオンラインセミナーを利用して学びましょう。また、デモトレードというものがあり、実際の資金を使わずに取引の感覚を掴むことができるものもあります。デモトレードでは実際の市場データを使って取引を体験できるため非常に有用です。
  • 取引ツールの選定: 多くの業者が独自の取引プラットフォームを提供しています。これはチャート分析や取引実行ができるツールです。使いやすいツールを選び、しっかりと使い方をマスターすることが重要です。メタトレーダー(MT4、MT5)などが人気のツールです。
  • 取引戦略の策定: 取引を始める前に、どのように取引するかを計画します。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を用いて、自分に合った取引戦略を策定しましょう。例えば、一日内に取引を完結させるデイトレードや、数日にわたってポジションを保有するスイングトレードなどがあります。
  • リスク管理: リスク管理は成功するための鍵です。損失を最小限に抑えるために、ストップロス注文を設定しましょう。また、レバレッジを控えめに設定することも重要です。一般的には、リスクを1回の取引で資金の2%以下に抑えるのが望ましいとされています。
  • 実際の取引をスタート: 準備が整ったら、いよいよ実際の取引を始めましょう。最初は少額で始めて、取引の感覚を掴むことが大切です。また、取引日誌をつけることで、自分の取引を振り返り、改善点を見つけることができます。

終わりに

FXは魅力的な投資手段ですが、その反面、高いリスクも伴います。しっかりと学習を重ね、自分に合ったスタイルで取引を行うことが成功への鍵となります。また、リスク管理を怠らないことが重要です。この記事が、皆さんの投資ライフをさらに充実させる一助となれば幸いです。


※ 公正に言及しておきますが、投資には必ずリスクが伴います。具体的な行動を起こす前に、自身で十分な調査を行い、適切な助言を受けるようにして下さい。

ご覧いただきありがとうございました。

ご参考になりましたら幸いです。

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